
0.1ビットコインでお金持ちになれるっていう話を聞いたけど本当かな?
ビットコインは、詐欺だと言われた時代もありましたが、現在ではテスラを抜き、シルバー(銀)と並ぶほどの時価総額をもつ大きな市場です。

毎年大きく成長していて、国や企業、機関投資家が保有に踏み切るなど、資産クラスとして価値を高めています。
- 過去のビットコインの価格上昇
- ビットコイン投資を今から始めるのは遅い?
- 0.1BTCは将来いくらになる?
- ビットコインの価格は上昇すると予測される理由
- ビットコイン投資のリスク

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過去のビットコインの価格上昇
ビットコインは、誕生してから大きく上昇してきました。

ビットコインの上昇率を表した表はこちらです。

ビットコインは、激しい価格変動がありながらも、長期的に見ると大きく上昇していることが分かります。
ちなみに、2025年4月現在は、1BTCあたり1,200万円ほどになっています。

2012年に1000円で1BTC買って放置している人がいたら、1,200万円に上昇していることになりますね。
もちろん、今後も同様に上昇していくという保証はどこにもありませんが、価値がなくなるという保証もありません。
2024年にはアメリカが準備金としてガチホし始めたり、ビットコインETFが承認されたりという追い風ニュースからも、長期的にはまだまだ成長を続ける確率の方が高いのではないかと考えられています。
ビットコイン投資を今から始めるのは遅い?
ビットコインは今から参入するのは遅いのではないかという意見もあります。
確かに最初は時価総額が小さかったため、ブームとなって一気に火が付き大きく上昇した過去があります。
では、今から参入するのは遅いのかというと、そうではなく、まだまだ成長市場だと言われています。
その理由としては、市場の時価総額の大きさです。
市場 | 誕生年 | 期間 | 時価総額 |
---|---|---|---|
株式市場 | 1602年 | 423年 | 124兆ドル |
仮想通貨市場 | 2009年 | 16年 | 2.53兆ドル |
成熟している株式市場は時価総額も100兆ドルを超えているのに対し、仮想通貨市場はまだ誕生して間もないので、2.5兆ドル程度です。
株式市場と比べると、まだまだ参入者も少なく、仮想通貨市場は誕生したばかりと言えます。

2025年の調査によれば、世界人口のわずか3%しかビットコインを保有しておらず、最も高いアメリカでも推定14%にとどまるようです。
この仮想通貨の普及状況は、1990年にインターネットが普及し始めた頃に似ていると言われています。
インターネットが現代の生活になくてはならないほど普及したように、今後はビットコインで用いられているブロックチェーン技術が生活に普及していくと考えられています。
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0.1BTCは将来いくらになる?
価格上昇を続けているビットコインなので、仮想通貨業界に携わるアナリストがいろんな将来予測をしています。
なんと将来的には1BTC=100万ドル(1.5億円)に達すると予測しているアナリストも複数います。

2025年4月現在、1BTCは1,200万円以上の価格なので、一般庶民にはなかなか手が届かなくなってきましたが、0.1BTCならば120万円です。

0.1BTCをこつこつ集めるなら庶民でも目指せるかもしれない…!
以下はビットコイン価格別における0.1BTCの価値を一覧にしたものです。
1BTCの価格 | 0.1BTCの価値 | 上昇率 |
1200万円 | 120万円 | |
2000万円 | 200万円 | 1.6倍 |
3000万円 | 300万円 | 2.5倍 |
5000万円 | 500万円 | 4.1倍 |
1億円 | 1,000万円 | 8.3倍 |
1.5億円 | 1,500万円 | 12.5倍 |
つまり、価格が上がれば、たった0.1BTCでも資産数百万円〜1,000万円クラスを目指せることになります。

もしもアナリストの予測が実現するならば、2030年まであと5年。
こんな短期間で、大きく稼げる可能性のある投資先はなかなかないですよね。
ビットコイン価格が上昇すると予想される理由
知識人や著名人の方々が、ビットコイン価格が上昇すると予想する理由は次の5つです。
- 発行上限2100万枚という希少性
- 世界的なインフレ
- 半減期による供給量の低下
- ビットコインETFの承認による機関投資家の参入
- アメリカが準備金として保有
発行上限2100万枚という希少性
ビットコインの最大供給量は「2100万枚」と決まっており、これは技術的に変更できない仕組みです。
2025年時点で既に約93%が発行済みで、残りはあと数十年かけて少しずつ発行される予定です。

世界の総人口約80億人に対して2100万枚しか存在しないとなると、1人あたり約0.002BTCしか行き渡らない計算になります。
供給量に上限があるのは「金」も同じで、「世の中に存在する数に限りがあるもの」というのは、相対的に価値が高まっていきます。
さらに、2,100万枚すべて市場に出回るわけではなく、送金ミスなどで400万枚はすでに失われていたり、ビットコインを誕生させたサトシナカモトの100万枚などを差し引くと、実際には1,600万枚程度ではないかと考えられます。

この時点で残り1,600万枚ですが、近年は企業や機関投資家の大口購入が進んでいたり、国が準備金として保有し始めていたりしているので、市場に出回るビットコインはさらに少なくなります。
つまり、個人で0.1BTCを保有できる人は、ごくわずかということになります。
世界的なインフレ
アメリカを中心に多くの先進国が、近年大量の紙幣を発行しており、通貨の価値が下がるインフレ傾向にあります。
これは、法定通貨の供給量に上限がない性質から仕方のないことで、経済が成長すると、物価が上がり、インフレが起こる仕組みとなっています。

一方でビットコインは供給量が制限されているため、インフレになると相対的に価値が上がっていきます。
そのため、インフレ対策資産(価値の保存手段)として注目されています。
供給量が決まっていて希少性がある点で、ゴールド(金)と似ていますが、
- 持ち運びが簡単
- 国境を越えやすい
- 分割が容易
という点でビットコインに優位性があるとも言われています。
半減期による供給量の減少
ビットコインは約4年に1度「半減期」が訪れ、マイナー(採掘者)への報酬が半分になります。
この結果、市場への新規供給量が減る → 希少性が増す → 価格が上がるという流れがこれまでに繰り返されてきました。
この供給量が減った影響で、半減期後6ヵ月から1年くらい経つと、ビットコイン価格が上昇し始め、最終的には市場最高値を更新し続けてきました。
半減期 | 年 | 報酬(1ブロックあたり) | 価格上昇傾向 |
第1回 | 2012年 | 50 BTC → 25 BTC | 翌年に10倍以上 |
第2回 | 2016年 | 25 BTC → 12.5 BTC | 翌年に200万円突破 |
第3回 | 2020年 | 12.5 BTC → 6.25 BTC | 翌年に700万円超 |
第4回 | 2024年 | 6.25 BTC → 3.125 BTC | (進行中) |

この「半減期」はビットコインバブルの入り口だとして注目されています。

直近では、2024年4月に半減期を迎えてから年末に最高値を更新しました。
しかし、過去には1年半後くらいに最高値更新したことが多いので、今回のバブルはまだ来ていないのではないか…と言われています。
半減期を中心にした指標で、レインボーチャートと呼ばれるものもあります。

青= 絶好の買い時!(過去の底値付近)
緑= 買いのチャンス!(上昇の兆し)
黄= 上昇中!(ガチホ推奨)
橙= 高値掴みに注意!(様子見)
赤= 売り時かも?(過去のピーク付近)
過去の半減期後は、価格が大きく上昇し、最終的に赤ゾーン(バブル)へと到達しています。
この指標によれば、2024年の半減期後は、少し上昇はしたものの、まだ赤ゾーンに到達していないという見方ができます。
ビットコインETFの承認による機関投資家の参入
2024年、アメリカでSEC(米国証券取引所)がビットコイン現物ETFを承認しました。
それまでは、アメリカの多くの資産運用会社がビットコインETFを申請していましたがなかなか通りませんでした。
ビットコインETFを承認したということは、経済力トップのアメリカが、ビットコインを正式な資産クラスとして認めたということになり、歴史的なニュースとなりました。
これにより、証券市場からの流入が増え、さらに機関投資家が仮想通貨市場に参入しやすくなりました。
その結果、ビットコインETFに12.4兆ドルの流入があり、今後も
- 投資家層の拡大
- 大量の資金流入
- 安定性と信頼性の向上
が期待され、価格の長期上昇圧力が強まっています。
アメリカが準備金として保有
2025年、ドナルド・トランプ大統領は、ビットコインに関する重大な大統領令に署名しました。
その内容とは、
「政府が押収したビットコインを、国家の価値の貯蔵手段として活用する」
というもので、アメリカが公式にビットコインを戦略的準備金として保有することを明らかにしました。
この発表は、ビットコインの価値を支える大きなニュースとなりました。

トランプ大統領は「アメリカを暗号資産の先進国にする。」とも発言しているよ。
それまでも「デジタルゴールド(現代の金)」としての機能が話題になっていたビットコインですが、 公的に「戦略準備金」として保有されるとなれば、信頼性はさらに高まり、企業や機関投資家の参入もさらに加速すると考えられます。
これにより、ビットコイン価格の上昇を支える大きな原動力となっています。
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ビットコイン投資のリスク
ビットコインには大きな将来性がある一方で、無視できないリスクも存在します。ここでは代表的なリスクをもう少し詳しく解説します。
各国政府による規制・禁止リスク
ビットコインは国や中央銀行のコントロールを受けにくい特性を持つため、政府による規制強化の対象になりやすいです。
例えば、
- 中国では暗号資産の取引とマイニングが全面禁止
- インドでは過去に暗号資産を巡る法律が何度も変更
- アメリカでもステーブルコイン規制や課税強化が進行していた
もし主要国が本格的に規制に乗り出した場合、ビットコインの需要低下 → 価格暴落というリスクがあります。
ハッキング・取引所リスク
ビットコイン自体のブロックチェーンは改ざん、破壊できない仕組みとなっていますが、取引所やウォレットがハッキングされるリスクは常に存在します。
実際に過去に被害があります。

幸い補償されることが多いようですが、今後はどうなるかは分かりませんので、自分でできる対策を行うことが大切です。
ボラティリティ(価格変動)が極端に大きい
ビットコインは1日で数%、場合によっては数十%の値動きをすることもあり、短期的な価格変動(ボラティリティ)が非常に大きいです。
価格が急落しても驚かず、メンタル管理と投資戦略が重要になります。
特に、ビットコインのように長期で値上がりする可能性があり、ボラティリティの高い銘柄は、ドルコスト平均法が向いています。
激しい値動きに耐え切れず、売ってしまう人は数多くいるので、短期的な値動きが気になってしまいそうな人は、ビットコインの価値を信じながら積立投資を行うことをおすすめします。

私もこの方法をとっていますが、暴落時は安い価格でたくさん買えているので、落ち着いていられますし、その分平均取得単価を下げられます。
まとめ
0.1BTCと聞くと少なく感じるかもしれませんが、
- 希少性
- インフレ対策
- 機関投資家の参入
- 歴史的な価格上昇傾向
を考慮すると、将来的に大きな価値を持つ可能性がある“デジタル資産”です。毎月数千円〜1万円でも積立を始めれば、数年で0.1BTCに到達することも可能です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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