この記事では、初心者から上級者まで幅広く使える仮想通貨の投資手法を7つ紹介します。
仮想通貨投資にはさまざまな手法があり、それぞれリスクとリターンが異なります。

短期で利益を狙う方法もあれば、長期で安定的に資産を増やす方法もあります。
仮想通貨投資を始める際には、メリット・デメリットを考えて自分に合った投資手法を選ぶことが大切です。
詳しく解説します。
おすすめの仮想通貨投資手法7選!
紹介する仮想通貨投資手法は次の7つです。
- 現物取引
- 積立投資
- レバレッジ取引
- DeFi
- NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)
- 草コイン投資
- ICO・IEO(新規上場コインの購入)
順に解説します。
✅ 1. 現物取引
仮想通貨を購入し、価格上昇を待って値上がりしたタイミングで売却し、利益を得るシンプルな投資手法です。
- シンプルで初心者でも始めやすい
- 短期・長期どちらの運用も可能
- 市場が下落すると含み損を抱えるリスク
- 短期間では大きな利益を狙いにくい
短期投資は、数分から数週間で売買をして利益を得る手法です。
値動きを常に追ったり、チャートやニュースを見て動向を判断する知識も必要になります。
✅ 2. 積立投資(初心者向け・長期安定運用)
毎月一定額を自動的に購入する「ドルコスト平均法」を用いた投資手法です。

投資の王道は「長期・積立・分散」です!
長期での運用なので、価格変動に一喜一憂することなく、精神的にゆとりをもって投資できます。
- 自動積立の設定をしてしまえば、後はほったらかしでOK
- 長期で見ると平均購入単価が安定しやすい
- 知識やスキルが少ない初心者でも利益が出しやすい
- 上昇トレンドの初期に、一括購入した方が利益が出る場合もある
- 短期間で大きな利益を得るのは難しい
- 自動積立では手数料がかかる
途中で価格が暴落することがあったとしても、その期間に「安く多くのコインが手に入る」ので、値上がりしたときに大きなリターンを出しやすくなります。

将来的に価格が上がっていくと考えられている「ビットコイン」で、この積立投資を行っている人が多いです。
✅ 3.レバレッジ取引(中〜上級者向け)
レバレッジ取引とは、証拠金を元に一時的に借金をすることで、数倍の資金で取引する手法です。

証拠金とは、借金をするための担保となる自分のお金のことです。
保有資金が少なくても、大きな利益が狙えるハイリスク・ハイリターンの投資手法になります。
- 保有する資金が少なくても大きな利益を狙える
- ショート(空売り)も可能で、下落相場でも利益を得られる
- ハイリスク・ハイリターン(資産を一気に失う可能性)
- 強制ロスカットで、元の資金がゼロになる可能性がある
- 追証(借金)のリスクがある取引所もある
強制ロスカットというのは、含み損が大きくなって、ある一定の水準以上を上回ったときに打ち切りとなり、損失を早めに確定させることです。
それ以上損失が膨らまないようにして、顧客を守ることにつながっています。
強制ロスカットがなかったり、緩かったりする取引所では、元の資金を超えて追証(借金)となってしまう可能性があります。
✅ 4.DeFi(中~上級者向け)
DeFiは、中央管理者(国や企業など)のいない金融サービスを利用し、高利回りを狙う投資手法です。
- 高利回りの運用が可能(年利10%以上も)
- 従来の銀行よりも効率的な運用ができる
- 自分で資金を管理する必要がある
- 詐欺プロジェクトではないか判断する必要がある
「ステーキング」という仮想通貨を預けることで金利を得る手法や、「レンディング」という仮想通貨を貸すことで金利を得る手法があります。
✅ 5. NFTゲーム(ブロックチェーンゲーム)
ゲーム内のNFT(キャラクター・アイテム)を売買したり、ゲーム内で獲得した仮想通貨を売買したりすることで利益を得る投資手法です。
初期投資が必要な場合もあります。
- ゲームを楽しみながら稼げる(play to Earn)
- 価値のあるNFTを保有すれば高額取引が可能
- ゲームの人気が落ちるとNFTの価値も下がる
- 初期投資が必要な場合もある
✅ 6. 草コイン投資
草コインとは、時価総額が低いマイナーなアルトコインのことです。
価格の安いマイナーな草コインに投資し、将来の爆上げを狙う投資手法です。
かなりハイリスク・ハイリターンで、ギャンブル要素の強い投資になります。
- 100倍・1000倍の可能性がある
- 少額投資で大きなリターンを得られる可能性がある
- 詐欺や開発放棄のリスクが高い
- 流動性が低く売買しにくい
柴犬コインが50万倍、ドージコインは6000倍など、過去に1000倍以上に膨れ上がったコインは実際にあります。
ただし、国内取引所でマイナーな草コインを購入することはできないため、海外取引所やDEXを使う必要があります。
✅ 7. ICO・IEO(新規上場コインの購入)
ICOとは、新しいプロジェクトのための仮想通貨を先行発売するイベントに参加する手法です。
IEOの方は、ICOと似ていますが、新しいプロジェクトのための仮想通貨を、取引所の審査に合格した上で販売されます。

ICOとIEOは、取引所の仲介が入っているかどうかが大きく違いますね。
IEOの方が取引所の審査が入っている分、ICOよりも安全性は高いと言えます。
- 上場直後に価格が急騰する可能性が高い
- 取引所が審査しているため詐欺リスクが低い
- 抽選制のため参加できない場合がある
- 上場後に価格が下がることもある
まだ世に出回っていない時点で購入できるので、上場直後に急騰すれば大きなリターンが得られます。

IEOの開催情報は、ネットやSNSで「IEO情報」と検索してチェックしましょう。
IEOに参加するには、基本的に抽選となることが多いです。
仮想通貨投資のリスク管理と注意点
- 分散投資が重要(例:BTC・ETHと草コインを組み合わせる)
- 資金管理を徹底する(例:全資産の○%までに投資額を制限)
- セキュリティ対策を強化する(ハードウェアウォレットの活用、2段階認証)
仮想通貨投資は2段階認証をしたり、ウォレットを活用したりして自分で資産管理をするのが大切です。
また、リスクの大きい投資ばかりに偏らないように気を付けましょう。
ハイリスクな投資をするのであれば、リスク許容度を考えた上で組み込むのをおすすめです。
まとめ|自分に合った投資手法を選ぼう!
初心者: 「現物取引」「積立」「ステーキング」からスタート
中級者: 「NFTゲーム」「IEO」「DeFi」でリスク分散
上級者: 「レバレッジ取引」「草コイン投資」でハイリターンを狙う
仮想通貨投資はリスクが伴うため、無理のない範囲で自分に合った手法を選び、安全に運用することが大切です!
コメント